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不思議な木の実・・・・・・・・木の実?(ケンポナシ)

2021年10月27日 公園の四季、自然との語らい

実りの秋に少し変わった木の実をご紹介します。
ケンポナシという名前も変わった木なのですが、肝心の木の実も

この通りだいぶ変わった外見をしています。
サクランボのような木の「実」はこの先の丸い部分だけ後の膨らんだ部分は枝です。

それでも食べられるのは膨らんだ「枝」の部分という木の実と言っていいのかわからない不思議な植物です。その上この外見でしっかりと「甘い」というのだからさらに驚きです。

旬にはまだ早く、職員が食べたものも完熟ではなかったようで少し渋かったですが、(多分虫に落とされたのではないかと。)完熟ならケンポ「ナシ」と名の通り梨のような、さらに乾燥すると黒糖を思わせる濃厚な甘さを堪能できます。しかし、枝なので果物とは違い呑み込めません。硬い繊維を感じるのでそれは吐き出しましょう。

秋が深まれば道いっぱいに実(?)を落とすケンポナシ。そのままタヌキなどの動物に枝ごとすべて食べられて種を運んでもらうようです。

種を運んでもらう生き物が違う。それだけで植物の形まで変わるのですから驚きです。

全くの余談ですが、ケンポナシの葉をかじると甘みを感じにくくなるとか。
里山の不思議な生き物を探してみてください。