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ツバキの仲間、「華」もいろいろ(サザンカ、チャノキ)
2021年11月09日 公園の四季、自然との語らい
渓流周辺のモミジやイチョウも日に日に色付きが増す最近。
渓流の広場ではサザンカが道端で来園者の皆さんを楽しませています。
さて、ツバキの花はまだ早いですが、ツバキの仲間がもう一種類。当公園でひっそりと花を咲かせていたのでご紹介します。
チャノキです。
名の通り「茶の木」お茶の原料になる木になります。
様々なお茶が世に出回っているためすべてのお茶がチャノキからできるわけではありませんが、栽培や加工の違いによって
ウーロン茶
紅茶
煎茶
その他プーアル茶、番茶、ほうじ茶、抹茶、玉露はすべてチャノキの葉から作られます。
その上チャノキの種
から
椿油の一種のカメリアオイルが取れると昔から人々の生活を支えています。(写真のものはヤブツバキ純正油です。)最後に今回職員の入れた紅茶の番茶にあたるお茶殻のなかに珍しく花殻らしきものが混じっていたので
ちゃんと雄しべが確認できます。
秋の数少ない花をもしよろしければ、身にいらしてください。
余談ですが、今日の寒い雨の中にもかかわらず渓流でサワガニと出会いました。