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スズメバチとどっちが厄介?(アオヘリイラガ)

2021年11月20日 公園の四季、自然との語らい

みなさんは先日の部分月食はきれいにみられましたでしょうか?
当公園では閉演直後少し欠けているのを見ることができました。

18時まで開けておくわけにもいかなかったので欠けだしの画像ですが、なかなか不思議な光景を見ることができました。

さて、秋も日に日に深まり、咲く花がなくなってきて大忙しのスズメバチ。先日から渓流ではサザンカの花から花へと

湖畔ではアラカシの樹液で必死にご飯を集める姿が目撃されます。

以前からたびたびご紹介するスズメバチ。しかし、里山で、もしかするとスズメバチ以上に警戒しなければならないかもしれない虫を見つけたので注意依頼も兼ねてご紹介します。

それがこちら

どぎつい蛍光色の黄色い体がトレードマーク。イラガというガの幼虫になります。こちらヘリヒロアオイラガの幼虫です。

顔はとげの鎧兜に隠れていますがこの下にあります。

 

生理的に受け付けないといわれる方もいるかもしれません。この色は相手を威嚇する色で、体の針には毒があります。こちらがそのとげ

黒い部分が毒針です。通称「電気虫」とも呼ばれ、挿されてしまうとミミズ腫や水ぶくれができ、最長2週間ほどはピリピリとする痛痒さが残るのだとか。
かゆいからと書いてしまうと毒針が別の場所にも映ってしまい広がってしまいます。

しかも葉の好みが広く、比較的近くで見る木だけでも
サクラ、ウメ、モミジ、ナンキンハゼ、アカメガシワ、セイヨウキズタ、カキ、クスノキ、ウバメガシワ、モクレン、ナンテン、ケヤキなどはなんでもおいしく食べてしまうので、イラガの中でも特に頻繁に見かけます。特に桜並木の下やカキノキの下を歩くときは上から落ちてこないかとひやひやします。
これからの季節は冬を超えるため繭をこしらえて春を待ちます。

そんな厄介な毒をもつイラガ、ですが毒は動物や鳥に対抗するための代物らしく、自然の中では。

このように前回ご紹介したヨコヅナサシガメの幼虫にご飯にされたりしているようです。(この写真は9月に撮ったものです。)そのほかカマキリなどが天敵なのだとか。
ですが、人間にとってなん的なのは変わりありません。身近に潜む危険にご注意ください。

あと当公園の帽子が完成しましたのでそちらもまたご確認ください。