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里山のモノマネ名人(アリグモ)

2021年11月21日 公園の四季、自然との語らい

里山には様々なモノマネのプロが住んでいます。
バッタの仲間や前回紹介したナナフシなど食べられないようにするもの。

こちらは中国から来たマツムシ。今の季節ならともかく夏に見つけられる自信がありません。
またカマキリなど食べられないだけでなく、獲物に悟られないようにするものなど目的も様々。
蛾の仲間なども隠れるのがうまいモノマネのプロたちです。

写真はシャクガというガの幼虫。シャクトリムシの仲間です。こちら夏に撮った写真ですが、枝にしか見えませんよね。
その他、モノマネのプロが多いといえばクモの仲間も外せません。
ゴミグモは自分の食べたご飯のゴミで自分の身を隠しますし

わかりますか?本体はこんなのです。

ハナグモの仲間たちはピンクや黄緑で花や草の真似をして潜みます。

しかし、それらとは全く違ったモノマネをするクモがいます。それがこちら

アリ?いえ、こちらアリグモというれっきとしたクモの仲間になります。
これはヤガタアリグモというアリグモ。
このクモがモノマネしているのはこちら

トゲアリ。その他とげのないアカヤマアリやムネアカオオアリなどにもそっくりです。
アリの仲間は酸っぱい毒をもっていて食べてもあまりおいしくないらしく、ご飯にされることが少ないようです。それにあやかろうとアリの格好をして、また歩き方などもアリをまねて生活しているそうです。


逆に酸っぱいの好きの動物に巡り合うとクモらしい動きでアリじゃないアピールをして逃げるのだとか。アリグモとアリの簡単な見分けのつけ方は足の数。

少し拡大しましょう。

アリグモはクモの仲間なので足は8本。

アリはすべてご存じ6本足です。
大きなアリも

小さいアリもこの通り6本足です。

カメラを向けられたアリそっくりのアリグモもクモらしい素早い動きで逃げていきました。


里山のテクニシャンたちを一度探してみませんか?