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野生の超高速パーカッショニスト(コゲラ)
2022年01月08日 公園の四季、自然との語らい
葉っぱが落ち、餌が減るこの季節。バードウォッチングには最適です。声を頼りに鳥を探すといくつかの鳥たちを見つけられました。
写真の鳥が毎度の同じでそろそろ見飽きたかもしれませんが
ヤマガラや
シジュウカラ
モズ
ジョウビタキ(メス)などさまざまな里山の野鳥のほか
それに今日は多可の町から
セグロセキレイが遊びに来てくれました。
セキレイの仲間はどちらかというと開けた市街地のほうがよく見かける気がします。
さて、そんな風にかわいい小鳥たちに癒されていると道の脇からコココココココココ
という軽快なリズムセッションが聞こえます。見ると
枯れ松に愛らしいコゲラの姿が。
何をいぶかしむのか首をかしげながら場所を変えて何度も何度も
おそらく松くい虫目当て。ご飯はここにはないのかと場所を変えて幾度となく叩いていました。
その速度はかなり早く、なんと秒間25回ほど叩くそうです。太鼓の達人でもここまで早いリズムは求めてきません。
こんなに叩いて頭が痛くならないのでしょうか?
調べてみると、脳を小さく、骨は衝撃を吸収するように、そうして衝撃で痛くなる前に頭を離すヒットアンドアウェイ戦法で木をたたいて、生き延びてきたようです。
なるほど、頭でっかちなばかりが生き残る方法ではないのかと感心します。
飛び立つまでしばらく写真を撮らせてもらいましたが、すぐわきの木からも軽い音が、
こちらはヤマガラが松ぼっくりの種を取ろうと必死でした。こちらは音も軽くテンポはそこまで早くありません。
鳥たちのセッション、一度ご自身の耳で目でご確認ください。