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冬芽もいろいろ
2022年02月20日 公園の四季、自然との語らい
前回ご紹介したミツマタやクロモジなど春待ちの花芽を持つ新芽が里山にはたくさんあります。
例えばホオノキの槍のような新芽はこの季節でも目立ちます。
去年の葉の後、「葉痕」も含め、それぞれ植物によって個性的な顔触れがそろいます。
あまり葉痕新芽ともに目立ちませんが、冬でも青々とみずみずしいモミジの仲間など
とげとげの服にネックレスのような葉痕のタラノキ
笑った口のように黒い筋の葉痕が見えるカキ
とげとげの枝に小さな芽の帽子と葉痕の顔がかわいらしいミカンの仲間のカラスザンショウなど。
それぞれ全く違った表情を見ることができます。
新芽は来春のため、夏から準備を重ねた植物たちの生きる知恵になります。
ノグルミや
オニグルミなどは
生き物の顔に見えませんか?オニグルミは羊の顔に例えられることが多いようです。
こんな植物の楽しみ方もアリではないでしょうか