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ドクトクなハナ?(アセビ)
2022年03月18日 公園の四季、自然との語らい
今日は春の嵐といえるほどの大荒れの天気となりましたが、植物たちにとっては絶好の恵みの雨となったようで
前回ご紹介した柳もとうとう開花していました。
寄ってみると小さな一つ一つの花が確認できます。
そして、アセビの花もとうとう満開です。
雨の中にもかかわらず、遠方からでもよくわかります。
近寄ってみるとこんな感じ。
小さな鈴のような小さな花がブドウのように垂れ下がり、独特な風合いの色どりを里山に添えています。しかしながら、この木、独特な木というより、ドク違い。毒をもつ毒草になります。
漢字で書くと「馬酔木」馬が移動手段だったころ、誤ってこの木の葉を食べさせると酔っぱらったようにふらふらになるため付いたのだそうです。花言葉は「犠牲」「献身」「あなたと二人で旅をしましょう」その花言葉の由来はギリシャ神話かららしいのですが、もう一度お伝えしておきます。毒草です。
なお、その毒を使って殺虫剤にできないか研究する方もいるそうなので、毒も使い道ということかもしれません。
ですが、この愛らしい花と冬にも葉を落とさないからか、園芸用の木としても歓迎されているのだとか。
春の里山、様々な花が咲きだします。空が晴れたら、花探しなどいかがでしょう。