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地獄の沙汰は努力次第(つくし、スギナ)

2022年03月25日 公園の四季、自然との語らい

花々が我先にと咲きだしており、毒草スイセンも

園芸品種のサクラソウも

花がかなり出そろいました。
本日は渓流の広場で

ルリタテハがひなたぼっこをしていました。
そんないい日差しに誘われるように

つくしが顔を出し始めました。実は数日前に確認していたのですが、もう少ししてからご紹介と思っていたら

ニョキニョキとあちらこちらから見られるようになりました。
山菜として知られる土筆、見立てが筆に見えるからついた名前ですが、その大本は

こちらの地味なスギナ。子供の遊びに使われるスギナのいわば「花」に部類される部分がつくしになります。
「つくし」も中をのぞけば

この通り胞子が見て取れます。こちらがつくしの「種」。そしてスギナの葉で栄養を作っています。
さて、食べるとおいしい「つくし」(スギナ)ですが、その別名は「地獄草」根が深く、最大4メートルにもなるとかで、その名がついたとされています。
地獄から生えてくるようだから地獄草なのか、地獄でも生き抜けるほど強そうだから地獄草なのか、それとも引き抜こうとすると地獄を見るから地獄草なのかはわかりません。
ですが、この草、畑の良し悪しを測る草として古くから活用されているそうです。
スギナはどんな土壌でも気にせず生えるほど頑強な植物で、

それを畑に耕し、幾度も幾度も重ねるうちに他の草たちも各々生えるようになり、総じて割合が減ってくる。
最終的にハコベなどが生えだす。そのあたりをもっていい畑になったという指標にしたのだそうです。

 

スギナは地獄と呼んで差し支えない荒地でも負けないくらい強い植物です。そのスギナの強さと、そんな地獄に決して負けず作物の育つ楽園に変えた方々の努力には頭が下がります。