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個性が立つ花(マムシグサ)(一部修正)
2022年04月19日 公園の四季、自然との語らい
きれいな花が多い春ですが、一風変わった花も咲きだしましたのでご紹介します。
こちら、マムシグサと言います。
名前の由来は茎の部分がマムシの体に似ているから、か、
形が顔を上げて威嚇をするマムシに似ているからかのどちらかが有力だそうです。
マムシグサ、毒草ですが、飢饉のときなどには芋の部分を毒抜きして食べられたことがあるそうです。(真似をする場合自己責任でお願いします。)
さて、このマムシグサ、花の部分が少し変わっているのでご紹介します。この花の「花」の部分は
中心の白い部分。
ではなく、ちょうど覆われた花びららしきもの(仏炎苞とよばれる葉っぱらしいです。)内側の奥、白いめしべらしきもの(肉穂花序)の根元。ちょっと失礼してめくらせてもらうと
このようにいくつもの粒粒が、こちらが花なのだそう。
しかもこの花、オスとメスが年によって変わるのだとか。
見た目も生き様も不思議なマムシグサをぜひ探してみてください。